最近の男子は軟派だとか言われていますが、ヒゲが生えていることに悩んでいる男子は歴史を見てもどの時代にも存在しています。
遡ってみると約2万年も前から脱毛の文化が発足していました。これは驚きです。特に日本で盛んになりだしたのは江戸時代。
今回はそんな江戸時代の人たちがどのように脱毛をしていたのかお話していきます。
お江戸男子は「美容男子」だった!?
庶民の間におしゃれが流行り出した江戸初期。この頃はヒゲを生やすのがトレンドでつけひげも生まれました。江戸中期には細い眉が大流行し、いなせな男性は先を争って眉を抜いたり剃ったりしていたらしいです。
江戸後期になると、しだいにヒゲの流行は廃れ、逆にヒゲを含め体毛全般が嫌われるように。男性たちは銭湯で脱毛に励んだみたいです。
ふんどしの両側から毛がはみ出ているのは「粋」とは言えないと、江戸っ子たちはこぞって脱毛をしたという史実があります。
この頃モテた男性は、端正な顔をしていて話が巧みだったり、芸事だできたりする男性が人気だったそうです。雰囲気で言えば「色白も優男」
文化の発信源であった吉原に通う男性に向けて、いかにスタイリッシュに装うべきかを指摘したスタイルブックまで刊行されていました。
今の時代とあまり変わりませんね。
武士にはマナーとして常識だった
江戸時代と言えば、武士がモテる時代ですが、武士が身だしなみを整える理由はお洒落心からではなく、いつ、どこで何に遭遇しても恥をかかないための戒めだったと言われています。
現代のビジネスマンに通ずるものがありますね。
江戸の武士も現代人と同じように、毎朝行水し、整えた髪に香までとめていた。そればかりでなく、爪の長さまで気にしていました。
鎌倉時代に遡るとこの時代の武家の家訓に「人の前に出る時はしっかりと鏡を見て、服装などに乱れはないか着こなしには充分に気を配らなくてはならない。
しかし、人前に出てからは、絶対に衣服をつくろったりしてはならない。」という一節があります。
脈々と続く、美容男子の系譜
平安貴族が顔を白塗りし、眉を高い位置に描いたいわゆる麻呂。これは顔を広く見せ。格調と威厳をアピールする効果があったとか。
江戸時代がデカ顔がブームだったのかもしれません。
江戸時代、公家や高家と同じ一般の上級武士も、主君と対面する際はくすんだ顔色を修整するために薄化粧化をすることがあったらしいです。
男が化粧をしなくなったのは明治時代以降の100年。
明治の近代化政策によって外見の「男らしさ」といったものを規定されてからで、それまでは男もずっと化粧をしていたのだといいます。
そして現代。
美容家電の市場はここ数年で2割以上アップと急成長中。メンズコスメも100億円を超える市場規模になりました。
時代の流れは変わりゆくものです。
まとめ
今回は日本男児の意外な美容ヒストリーをお話しました。江戸時代は今の時代と似ていて男性でも化粧をしたりする方も多くいた時代です。
そして、時代にとらわれずどの時代の男性も身だしなみを整えることで自分をよく見せようとするところは変わらないものなのだとわかりした。
これを機にあなたも美容男性にデビューしてみてもいいかもしれませんね。
@大阪メンズ脱毛サロン|メンズ堂々
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