毛とは?
毛は、「生える→成長する→停止する→抜ける」という仕組みを繰り返しています。これを毛周期といいます。この毛周期は、体毛1本ごとに異なります。
今私たちが見えている毛の中で、成長し続ける体毛(成長期)は、全体の3分の1程度しかないと言われています。残りの3分の2の毛はまだ見えない皮膚のなかに眠っている毛(休止期)と成長点と離れて抜けるのを待っている毛(退行期)になります。
メカニズムの違い
「抑毛」とは、毛根やその周りの細胞に対して、毛の生える力を抑える成分を行き渡らせ、毛の生えるスピードを遅くしたり、ムダ毛自体を細くしたり、生えてくる毛量を減らすというものです。抑毛剤には、抑毛ローションや抑毛クリーム、抑毛石鹸などがあります。抑毛ローションなどには女性ホルモンに似た作用を持つイソフラボンが成分として配合されているので毛が細くなっていくという仕組みです。
「脱毛」とは、毛の黒色の色素メラニンに反応する波長をもつ光やレーザーを当てることで成長点となる毛乳頭を破壊し、毛を生えてこなくするもの。成長期の毛だけに意味があるので、光脱毛だと10〜15回、医療脱毛だと8〜12回ほど回数を重ねて光やレーザーを当てる必要があります。
特徴の違い
【抑毛】
①効果が出るまで時間がかかる
→ブラジリアンワックスなどのように毛を毛根から引き抜くわけでもなく、サロン・医療脱毛のように毛根にダメージを与えるわけでもないので、効果が現れるまで時間がかかってしまいます。(効果が出ない人もいる)
②肌への負担が少ない
→脱毛や剃毛に比べると、はるかに肌への負担が少なく、保湿や美肌成分が含まれているので、抑毛するのと同時に肌ケアができるという利点があります。ですが、肌への負担が少ないので、効果がすぐに出ないという欠点もあります。
③毛がなくなることはない
→あくまでも毛が生えてくるのを抑制する、毛自体を薄くするだけの効果なので、毛がなくなることはありません。
④時間がかかる
→ローションやクリームなどを塗るので塗る時間がかかります。
【脱毛】
①効果が長続きする
→光やレーザーを当てて、成長点である毛乳頭にアプローチしていくので、一度光が当たった毛の毛乳頭は破壊されて毛生えてきません。なので確実に毛をなくならせて行くことができるので、次に生えてくる期間は長くなるので効果が長続きします。
②肌が弱い人は肌トラブルが起こり得る可能性がある
→毛根部にダメージを与えるので、肌の弱い人は光やレーザーに反応して赤みや痛みが生じる場合があります。ですが、だいたいの人は少し冷やしてあげればすぐに治るものですので、そこまで心配する必要はありません。
③トータルコストが抑えられる
→抑毛は効果が一生続くものではないので、定期的に数日ごとに続ける必要があります。一度に費用は高く感じますが、長い目で見ると理想の状態までのトータルコストは安く抑えることができます。
④少ない施術回数で効果が得られる
→抑毛剤だと数日に一回行う必要がありますが、脱毛は2,3ヶ月に一回などなので、めんどくさくなく楽に行うことができます。
⑤日焼けできない
→脱毛中には日焼けに気を使わなければなりません。肌が黒くなってしまうと、肌のメラニン色素が増えている状態なので、光やレーザーが肌に反応してしまうことがあります。
まとめ
自分は毛がなくなるのは嫌だから薄くするだけでいい人は『抑毛』をおすすめします。逆に青髭などは嫌だから毛は無くなって欲しい人は『脱毛』がおすすめです。
一人一人によって毛の濃さや太さは全く異なり、どのくらいまで無くしたいかも異なってくるので、自分にあった方法で毛の処理を行うことが重要になってきます。
毛を真剣に無くしたい人は、一度脱毛のお店で話を聞いて見るのもいいかもしれないですね!
@大阪メンズ脱毛サロン|メンズ堂々
Comments